Donald Byrd/Black Byrd(BLUENOTE)
よくわからんジャケのコンピ盤から引いたらしい音源。右chのウネリまくるリズムセクションにひっくり返ってもらいたし。これが1970年代の最先端JAZZだった。しかし、何度聞いてもタイト過ぎる。「観賞用音楽からストリートへ」というのがこのアルバムのコンセプトらしいのだけど、これは踊るにはあまりにタイト過ぎるように思う。何よりも出来が良すぎて聞き入ってしまう。「聴く音楽として」のJAZZにFUNK方面から終止符を打ったような名曲。途中からワウを目一杯効かせたByrdのペットが入ってくるところが聞き所。
久々に聞いたけど凄い演奏だなぁ。。。
- アーティスト: Donald Byrd
- 出版社/メーカー: Blue Note Records
- 発売日: 1992/07/14
- メディア: CD
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関係ないけど、再発されなさ加減があまりに過ぎるように思うのがこのBlackbyrd'sの諸作。
この2in1もどこに行ったら手に入るんやら。。。名前から察する通り、Blackbyrd'sは当時のByrdのバックバンド。しかしサウンドは親分御のゴージャスなそれとはちょっと違って、相当ファンクよりのカッチョ良い(しかしなんとなく抜けている)良質なもの。どうして再発されない?単純にカコイイだけの音楽はどうしてこの国では支持されないんだ。
やっぱオシャレとかそういうフックがないとDJ諸氏にはウケないのかなぁ。。。まぁ、中身もなくカッコいいだけだよね、ここらは。