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行く先不明のパソコンblog

Perfumeはイノベーターたるか

NHKのはがきを会社で見せびらかしてきた人間の小さいbluetoneですこんばんは。

Perfumeが売れた理由のもうひとつはPerfumeがわが国のドメスティックな音楽市場においてある種のイノベーターであったからではないか、とも考えます。

イノベイターという言葉は直訳すると「革新者」ということになりますが、ある特定の音楽スタイルの中に現れて「従来とは異なる新しいスタイルを最初に始めた人」くらいの意味として用いられます。日本の歌謡界ではYMOがまず挙げられるでしょう。モダンジャズであればコルトレーンとオーネットがそうですね。ダンス音楽ではJB、ロック分野ではプレスリーやビートルズなどがイノベーターとしての活動を行っています。手法はさまざまですが、彼ら以前には彼らのようなスタイルの音楽がなかったという事実が彼らをイノベーターと呼ぶゆえんではないかと思います。


Perfumeがわが国のドメスティックな音楽市場の中で異質で異色である種異様なスタイルの立ち位置を「最初から」示していたことについては、このblogでもしつこく「過去日記」という形でPerfumeの過去の記録などを記述する際に記していますが、とにかく「ナニに似ているのかがよくわからない」点がPerfumeの「売れなかった」理由の一番大きな部分であり、また、フォロワーを存在させない最大の理由ではないかと思います。Perfumeがよくある「洋楽の換骨奪胎」としての「目新しい(ように日本人に見える)ユニット」(まぁ、キャンディーズですわ、要するに)であったのなら、元ネタまでさかのぼって同じようにコピったら簡単に同じものが作れるはず。たとえば、ポリリズムをコピるだけならtwo month offを持ってきて上物だけ変えりゃいいと思います。でも、それで本当にPerfumeになるのかよってことで。


思うにtwo month offを下敷きにしてフォロワーめいたものを持ってきたのはterukadoがサヨナラリヴァイバルでやったくらいで、しかも出来上がったものはまったく別物という、それくらいじゃないかと思うわけで、Perfumeの異色さというものは、元ネタの一部を判読したくらいじゃコピりようがない「革新性」の部分にあって、これはちょっと真似しようがない部分だったんじゃないかな、と思ったわけです。

しかしフォロワーのいないイノベイターっておかしな気もするわけで、今のPerfume旋風が今後どのように日本の商業音楽界に影響を与えるのか与えないのか注目ではないかと思います。。。。。。いや



わからん。こんなん書いても自分でもわからん。Perfumeのイノベイティブな部分っていったいなんなんだ。どこが具体的にイノベイティブなんだ。異質であることはわかっても、どう異質なのか言語化しづらいところ。そこがPerfumeのわけのわからんとこなんだよな。。。



まぁ、本blogにおいては西脇綾香様さえ日々健やかにあらせられればそれでいいんじゃけどw